3月にマスク着用が個人の判断となりました。5月には新型コロナが5類に移行する予定です。ついにここまで来たかと安堵します。そして同時に、先の見えない不安と戦っていた三年前の今頃を思い出さずにいられません。
当時の安倍首相の要請により、突然学校が休校になりました。マスク不足でドラッグストアに長蛇の列ができました。新卒者の内定取り消しが相次ぎました。病院は重傷者でいっぱいになりました。志村けんさんがコロナで亡くなり、遺体に会えない葬儀が社会問題になりました。病院での面会制限は今も続いています。
「県境をまたぐ移動の自粛」というのもありました。そのために、親の葬儀なのに東京から帰ってこられないというケースも見ました。辛い別れは本当にお気の毒でした。
そんな中でも「リモート」という科学技術によって、社会活動はかなり支えられました。コロナが完全に収束してもこの便利さを手放すことはできないでしょう。しかしリモートは万能ではありません。実際に会うことに勝るものはないことを再発見することになりました。この川柳には待ちに待った孫との対面を喜ぶ気持ちがあふれています。
いつの日か、新たな感染症が再び世界を脅かすことでしょう。その時に私たちはコロナの教訓を活かすことができるでしょうか。失った時は決して帰ってこないのです。


