2023年9月のことば

いつまでも 生きていて当然と思っていると 一日一日が引き算の生活になる

片岡鶴太郎さん(68)は、俳優や画家として有名ですが、近年ではヨガの実践でも注目を集めています。
その生活パターンは、聞くところによると、午後11時に起床、浄化法や稽古事に2時間、ヨガに4時間、一日一食の食事に2時間半、そして何と睡眠は4時間で十分(!)なんだそうで、これらの日課を12年間続けているとのこと。当然ながら俳優や画家としての仕事がこれに加わるわけですから、その活力に驚くばかりです。

まるで修行者のような生活ですが、目的があり楽しんでやっているとのことですから、全ての日課が鶴太郎さんにとって意味のある、充実した作業なのだと思います。深夜目覚めたときには、今日も一日を迎えられた、今日も日課に向き合うことができると感謝して、床を出るのでしょう。

目的がなくても人生を全うすることはできますが、あったほうが毎日が充実して楽しくなるに違いありません。残念ながら、年を重ねると、できないことが増えてきます。もし皆さんが、最期まで持ち続けたい目的をまだお持ちでなければ、今後の人生の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

気づいたときに「もう時間が残っていなかった」ではなく、「今日もこれができた」と喜べる、足し算の毎日を送りたいと私は思っています。