「おかあさんが なきだした」
どうしてでしょうか。
お母さんはお父さんと喧嘩をした。お互いに自分が正しいと主張したのです。でも争うことのむなしさに気づいて、お母さんが先に折れたのでした。
両方が謝ったことは、喧嘩の終わり方として一番良い形。だから子供は「いいおやたちでよかった」と言ったのでしょう。しかしお母さんは大変なことに気づきます。喧嘩をしていた時に、子供が心配そうな目でこちらを見ていたことに気づいていなかったのです。
「ごめんね」
その気持ちが湧きあがり、お母さんは泣いてしまったのでしょう。
自分の子育てを振り返ると、同じようなことが何度もありました。「お父さん、あの時お母さんと喧嘩したよね。」子供はいつまでも覚えています。ですからこの詩は心に強く刺さります。


